先月、佐賀の伊万里市にある「Coeur de Nature(クール・ド・ナチュール）というカフェを見つけました。
医療法人が運営する就労支援事業所が、
「仕事と遊びと社会貢献が一体となった活動により、人と地域を豊かにすること」を目的に活動されています。
こちらのカフェを設計されたのが、「人生フルーツ」という映画で知られる津瑞修一さんです。
「自分らしく自然体に生きることを思い出す場所、そしてそれが受け入れられる社会をつくること」
そんな思いに共感された津瑞さんが、このプロジェクトに参加されたそうです。
そしてこのカフェが津瑞さんの最後の作品ともなりました。
私が一番感動したのは、開放的で温かみのある建物と伊万里の街並みが見事に融合していることです。
自分らしくありながら、社会で共に生きていくという思いを建物からも感じ取ることができました。
カフェで使用するお野菜は外の畑で作られており、その季節ならではのお野菜をいただくことができます。
残念ながらこの日はカフェがお休みだったため、次回はこちらのカフェを目的に伊万里を訪れようと思います。
みなさんも機会があれば、一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
その際は、映画「人生フルーツ」を見ておくことをおすすめします。
よりこちらの建物の理解も深まり、津瑞さんご夫婦から生き方のヒントをもらえるかもしれません。
