貴重な資材

 

先月高崎公民館の改修工事を行いました。

 

公民館のホールの床が古くなってきたことから、

 

この床を美しくしたいとのご依頼でした。

 

 

既存の床に使われているのは天然のマホガニーという木で、

 

現在はワシントン条約で保護されているため、

 

天然のものはなかなか手に入らなくなっています。

 

頑丈でありながら軽く、加工性に優れているなど大変優秀な木です。

 

また塗装を施すと、より一層美しさが蘇るという特性があります。

 

このことから今回は既存の床をそのまま活用することとなりました。

 

まず、所々傷んだ部分があったため、床を研磨し平滑にしていきます。

 

 

 

次にウレタンクリアを三層塗装し、床表面を保護します。

 

 

そして工事完了後の写真がこちらです。

 

 

木の風合いはそのままで美しさを取り戻しました。

 

耐久性に優れていることから長く使っていけるマホガニーは、

 

SDGsの観点からも非常に魅力的です。

 

貴重な資材で美しく蘇ったこの公民館をこれからも大切に使ってもらえたら嬉しいです。

 

この度はご依頼いただき、ありがとうございました。