大分県大分市の吉野梅園付近に「辻」と呼ばれる場所があります。
(地図;国土地理院より)
辻という字は、『十』に『道』を表すしんにょうから構成されているように、
『十字路のような交通の要所』につけられる事が多い地名です。
ここは江戸時代以前から存在した地名で、現在も県道637号と25号が交差し、戸次⇔臼杵市街地へと続く交通の要所となっています。
この交通の要所、辻には現在ひまわり畑様という会社があります。
正式名称は『社会福祉法人 新友会ひまわり畑』といい、
様々な年齢の方が、豊かな自然の中で、野菜の栽培、おいしい漬物の製造なども行っています。
実際にここでいくつかの漬物を購入したのですが
・かぼす大根は上品な酸っぱさと甘さが同居し、誰でも食べやすい味わい。
・きざみ高菜は熱々のごはんと食べるとすごく香ばしい副菜でした。
ここで作られた商品は大分県内の「道の駅」や「トキハ」他、様々な場所で販売されているそうです。
味もさることながら、大分で作られた大分産の作物を大分で加工した100%大分産である食品なので大分を応援したいという方は是非購入してみてください。
ひまわり畑というマークが目印です。
なお、ひまわり畑様は就労継続支援を必要とする、しょうがい者の方が働けるよう支援する施設です。
誰もが分け隔てなく暮らせる社会の実現をサポートする立派な企業様なので、個人的に応援したいと思い本稿を作成しました。
もしお店で『ひまわり畑』というマークの商品を見かけましたら是非手に取ってみてください。
なお『辻』は、江戸時代以前から存在する道ゆえに一部徒歩専用の道だったようです。
先日私は吉野原から辻へ行くルートでこちらにお伺いしたのですが、すごい断崖絶壁でした。
ここは車が一台やっと通れる狭い道ですが
初めて通った時、ちょうど対向車が来てこの道をバックで離合場所まで引き返しました。
一歩間違えば崖から落ちたのではないか?という恐ろしい道ですので
辻を訪れる際には吉野梅園のある上戸次⇔臼杵ルートをお勧めします。